FXで負ける理由 たった一つ【負けグセを根本的に打破する方法とは】

2024年1月10日

負ける人に共通する利大損小のメカニズム

*本記事は法律で認められた金融庁登録業者により書かれています。

FXで負ける人には共通点があります。
キーワードは『利小損大のメカニズム』です。
人間は本能的に『利小損大』になる選択をします。
本能に立ち向かうことは簡単ではありません。
人間の本能を打破する術は機械(自動売買)を利用することです。
本記事では、利小損大に導く人間の本能について具体例を挙げて解説します。
エフログ24は、FXでの失敗を激減させるために書かれています。
FXで負ける理由が明確になり、解決策を打てるようになるでしょう。
記事の信頼性担保

【執筆】株式会社トリロジー
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本記事では、下記の目次の内容を記載します。

FXで負ける理由は一つです

FXで負ける理由を列記しているWebサイトはたくさんあります。

しかし、それらは初心者向けの決まり文句なので、読んで理解できたとしても実行に移すことはできないでしょう。それよりは、もっと根本的な原因を理解し、根本的な解決策を練ることに専念する方が得策です。

FXで負ける根本的な理由は、人間の本能に起因します。人間は遺伝子レベルで損をするようにできています。したがって、人間は何も考えずにトレードすると、本能に従い損をします。これは「利小損大のメカニズム」として知られています。

つまり、あなたがFXで負ける理由のキーワードは「本能」であり、具体的には「利小損大のメカニズム」です。

実際の例を見てみましょう。

FXで負ける理由はたった一つ

FXで負ける「利小損大のメカニズム」とは

人間は「損をするようにできている」と主張しているのは、ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)です。ダニエル・カーネマンは次のような簡単な質問を多くの被験者にすることで、この仮説を実証しました。

問1(損失確定の問)あなたはどちらを選択しますか?

  • (a) 確実に10,000円を損する。
  • (b) 50%の確率で、損をしない or 30,000円損をする。

問2(利益確定の問)あなたはどちらを選択しますか?

  • (a) 確実にもらえる10,000円
  • (b) 50%の確率で、30,000円貰える or 何も貰えない。

答え

問1については(b)を選択する人が多く、
問2については(a)を選択する人が多かったそうです。

それぞれの期待値を見てみましょう。

問1では、
(a) -10,000 × 100% = -10,000
(b) -30,000 × 50% + 0 × 50% = -15,000

したがって、期待値は(a)の方が大きいことになります。

問2では、

(a) 10,000 × 100% = 10,000
(b) 30,000 × 50% + 0 × 50% = 15,000

したがって、期待値は(b)の方が大きいことになります。

この実験では、多くの人は問1においてはリスク選好的な(b)を選択し、問2においてリスク回避的な(a)を選択したという事を示しています。

分かりやすく言うと、問1により「人は損切できない」ことが明らかとなり、問2により「人は利益を早く確定したい(利を伸ばせない)」ことが明らかとなりました。

仮に問1と問2のような事態がそれぞれ50%の確率で発生する場合、
多くの人が選択した「問1(b)と問2(a)」の組み合わせは長い目で見ると損をします。

-15,000 × 50% + 10,000 × 50% ) = -2,500

このように、期待値の和がマイナスになるからです。

ちなみに合理的な選択肢「問1(a)と問2(b)」を選んだ場合、

-10,000 × 50% + 15,000 × 50% = 2,500

このように期待値の和はプラスになります。

結論的には、

  • 損失が出る局面では、損失を逃れられるかもという、損失を確定したくない『欲望』
  • 利益が出る局面では、利益が出るうちに確定したいという、利益がなくなる『恐怖』

これら人間の本能が「利小損大メカニズム」の根底にあると言えます。

よって、FXで負ける投資家が取るべき次なる行動は、この人間の本能を克服するための対策です。

人間は損をするようにできている

FXで負ける投資家が取るべき根本的な打開策は一つ

FXで負ける根本的な理由は「利小損大のメカニズム」にあることが分かりました。そして、この利小損大のメカニズムは人間の遺伝子(本能)にプログラムされています。FXで負ける根本的な理由が人間の本能にある以上、生身の人間が克服することは簡単ではありません。

一般的に、本能を克服するためには修行などをするのでしょうが、我々の目的はFXで負けないことのみなので、精神修行をしても時間の無駄です。

FXの場合、人間の本能を克服するのではなく、本能が入る余地をなくすようにします。それは、人間とは全く異なる手法を使うことであり、それは機械を使った自動売買が答えです。

FXの自動売買は最近のトレンドなので、一度は聞いたことがあるかもしれません。FX自動売買による機械トレードは、人間の本能とは全く関係のない次元でトレードを実行します。したがって、人間の本能に依存した「利小損大のメカニズム」が入り込む余地はありません。

本能を打破するトレード手法は自動売買

FX自動売買による機械トレードが「利小損大のメカニズム」を打破します

FXの自動売買で目指すべきトレードスタイルは、「利小損大」と正反対である「利大損小」のスタイルです。

昔から、FXを含め投資のどのような書籍でも利大損小は肯定されています。よって、FXで負けないための利大損小スタイルは歴史の洗礼をクリアし、本質的に肯定されるものと言えます。

優秀なFX自動売買システムであれば、利大損小のトレードロジックがプログラムされている場合がほとんどです。逆に言うと、利大損小のトレードロジックが搭載されていない自動売買システムは使うべきではありません。

利大損小を犠牲にしているシステムとは、勝率の高いシステムです。よって、高勝率の自動売買システムは使うべきではありません。

勝率が70%を超えてくれば危険信号、80%以上のシステムはアウトです。

つまり、FXで負けている投資家が今すべきことは、利大損小トレードを実行する優秀な自動売買システムを探し出すことであると言えます。

FXは自動売買との親和性が高く、個人投資家でも簡単に自動売買を利用することができます。また、初心者でも熟練者に近いトレードを実現可能なのがFX自動売買の特徴です。

裁量トレードで安定して勝てるようになるためには時間がかかります。しかし、勝てるFX自動売買システムを探すことは簡単です。

勝ち続けられる優秀なFX自動売買システムさえ見つけることができれば、あなたはFX投資家としての成功を約束されたのと同じです。

FX自動売買について詳しく知りたい方は、「FX自動売買の始め方【効率的な資産形成のために】」「勝てるEAの探し方【FX成功の秘訣】」をご参照ください。

なお、トレード経験を積んでくると、利大損小以外のトレードロジック(ベッティングルールやナンピンなど)を搭載した自動売買システムを使うシーンがあります。しかし、FXの経験が浅いうちは、王道の利大損小を徹底し、負けグセを打破して勝ちグセをつけることが重要です。

自動売買は利大損小トレードの最短ルート

FXで負ける理由(まとめ)

  • あなたがFXで負けるのは、人間の本能によります。
  • 人は本能により、「利小損大のメカニズム」に陥ります。
  • 人間の本能を打破できるように、FXで負けないように、自動売買を利用しましょう。
  • 勝てるFX自動売買システムを探すことは簡単です。

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