FXで失敗する3つの理由と解決策

2024年2月27日

FXは努力が実る投資!まず失敗を避けよう!

*本記事は法律で認められた金融庁登録業者により書かれています。

FXは「努力が実る投資」です。
しかし、失敗する人も多くいます。
失敗する理由は3つあります
それはハイレバレッジ・スキャルピング・浅い経験値です。
本記事では、この3つの理由に対する解決策を提示します。
私どもは、投資助言・代理業登録業者として、多くの投資家の話を聞きました。
3つの理由は全く目新しいものではありません。
しかし、解決していない人が多い共通点です。
記事の信頼性担保

【執筆】株式会社トリロジー
【登録】財務省近畿財務局長(金商)第372号
【加入】日本投資顧問業協会 会員番号022-00269
【説明】投資家の皆様への継続支援を通じて金融立国に貢献します。

本記事では、下記の目次の内容を記載します。

FXで失敗する理由と解決策

FXで失敗する人に共通する3つの理由があります。次の3点を意識して克服できれば、FXで失敗する確率は大幅に減り、利益が出る可能性が向上します。

失敗する理由①:レバレッジが大きい

レバレッジが大きいということは、口座残高に対する建玉が大きいということです。

FXの手数料は「建玉 x スプレッド」の計算式で決まるため、レバレッジが大きいと1回のトレードに必要な手数料も口座残高に比して大きくなります。

一撃で莫大な利益を上げられる確信的トレードができない限り、レバレッジが大きいトレードというのは常にリスクです。そして、確信のあるトレードというのはどれだけ経験を積んでもなかなか出会えるものではありません。

解決策:建玉を小さくして、トレード回数を増やしましょう

建玉を小さくすると利益も小さくなり、FXの旨味がなくなると思うかもしれません。しかし、FXの経験を積めば積むほど、建玉は小さくなるものです。

一回のトレードの利益が小さくなっても、トレード回数を増やすことでカバーできます。また、トレード回数を増やせば、偶然の勝ち、偶然の負けの影響が減り、トレード成績をロジックの実力に収束させることができます。

したがって、優位性の高いトレード手法を身につけているトレーダーは、建玉を小さくしてトレード回数を増やそうとします。

トレード回数を増やすためには、自動売買を取り入れることも有益です。自動売買について詳しく知りたい方は、「FX自動売買の始め方【効率的な資産形成のために】」をご参照ください。

無謀なハイレバレッジは失敗の温床

失敗する理由②:スキャルピングトレード

スキャルピングに走るトレーダーは失敗します。

長年利益を上げ続けているトレーダーにスキャルパーがいないことが、その証明です。自称スキャルパーのFX歴が10年というケースは皆無です。

では、なぜ、スキャルピングトレードでは勝ち続けられないのでしょうか。

スキャルピングトレードというのは、薄い利ザヤ取っていきます。利益を上げるためには、建玉を大きくして、トレード回数を増やす必要があります。

FXの手数料は、

建玉 x スプレッド x トレード回数

で決まります。

スキャルピングでは、建玉とトレード回数の数字が大きくなるため、利益に占める手数料の割合が増加し、利益を圧迫してしまいます。

ちなみに、スキャルピングはF1(フォーミュラ・ワン)に例えられます。ピカピカのサーキットの上をカリカリにチューニングしたマシンに乗って超高速で走るイメージです。ワンミスが大事故につながるでしょう。

解決策:利大損小を目指しましょう

利大損小のトレードスタイルを目指せば、必然的にスキャルピングから卒業できます。利大損小トレードはスキャルピングになり得ないからです。また、利大損小の優位性は長い歴史により証明されています。

スキャルピングトレードで勝てない理由について詳しく知りたい方は、「FXがスキャルピングでは勝てない理由」をご参照ください。

スキャルピングは見栄えだけの手法

失敗する理由③:FXの経験が浅い

FXの経験が浅いうちは失敗が続きますが、これは仕方がありません。

初心者のうちは、失敗しても取り返しがつくようなトレードスタイルを選ぶことが重要です。経験を積めば勝てるようになるのがFXですので、経験が浅いうちに退場しないようにしなければいけません。

そのためには、先に説明した「建玉を小さく」「利大損小を目指す」必要があります。建玉を小さくすることは簡単にできます。しかし、利大損小を目指すと言っても、経験を積まないと実現できないかもしれません。

解決策:自動売買システムを使いましょう

FXの熟練者が設計した自動売買システムを使えば、FXの経験が浅くとも熟練者に近いトレードを実現することができます。

適切な自動売買システムを使えば、初心者がFXで失敗する確率が格段に下がります。利大損小のトレードロジックを搭載した自動売買システムを選べば良いでしょう。

人間がトレードする場合は休息が必要です。しかし、FX自動売買システムは24時間休むことなくトレードを実施してくれます。したがって、FX自動売買では、建玉を小さくしてもトレード数の多さにより十分な利益を確保することができます。また、24時間トレードできるので、チャンスを逃すこともありません。

FX自動売買システムについて詳細が知りたい方は、「勝てるEAの探し方【FX成功の秘訣】」をご参照ください。

経験権が浅いうちは退場しないことに専念する

FXで成功するためのコツは「複利運用」をすること

FXによる資産運用では、「複利」の概念を取り入れることが重要です。FXは複利運用との親和性が極めて高い投資です。自動売買なら、さらに複利運用がやりやすくなります。

この複利運用は長期的に運用してこそ、絶大な威力を発揮します。

月利1%の複利運用でも、口座残高は10年後には約3.3倍に、20年後には約10.9倍に、30年後には約35.9倍に増加します。

30年間、月利1%の運用
30年の複利運用

詳しくは、「FX複利運用による圧倒的な資産の増やし方【成功者の資産形成とは】」をご参照ください。

したがって、FXで成功するためのコツとは、先に説明した「失敗する理由」を回避して、「長く複利運用を続けること」と言えるでしょう。

なお、注意が必要なのは、FXでは、実際に月利ベースで複利運用することはほぼ不可能ということです。投資が年利で議論されるように、投資では、月単位で安定的な利益を出すことは困難です。今回は複利の威力を示すために月利ベースの複利計算をしましたが、複利のベース期間が投資の種類ごとに異なる点を念頭において投資に向き合うことが重要です。

FXで失敗する典型的な3つの理由(まとめ)

  • FXで失敗しないためには、建玉を小さくしましょう。建玉が大きいと失敗します。
  • FXで失敗しないためには、利大損小を目指しましょう。スキャルピングをすると失敗します。
  • FXで失敗しないためには、自動売買を利用しましょう。自動売買なら、初心者でも熟練者のトレードを実現できます。
  • 長期間の複利運用により、効率的な資産形成を目指しましょう。

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