【FAQ】核心をついた本質的な質問

2023年11月26日

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【稼ぐロボ】他の質問&回答リンク集

2023年11月分

ユーザー様

以前、「2012年辺りまでは難しい相場」みたいなことをお話したと思いますが、その原因はなんだと思いますか? 私の予想では、自動取引が流行るにつれて取引ルール(どこでエントリしてどこで決済するか)にある程度忠実になった結果、値動きがきれいになったからだと思っています。 その場合、2012年までのデータの価値が低いような気もするのですが、どうなんでしょう。。。 (見当違いでしたらすみません)

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稼ぐロボ開発担当

それはたしかに一理あるかもしれません。 以下、私見ですが、 相場参加者の数や属性、比率は時と共に変わっていくと思います。変化の線引きをどこにするか、または、参加者の変化をグラデーション的な変化と考えるなら、どこかで線引きできる話ではないのかもしれません。 それに応じて、ヒストリカルデータの性格もグラデーション的に変わっていくということですね。 また、2012年以前には、明らかな金融イベントがあり、逆にそれ以降の世界的有事となると2020年のCOVID-19の流行と2022年のウクライナ侵略戦争まで間が空くことも、ヒストリカルデータの変化の理由を考える上で重要な要素であるかもしれません。 とはいえ、金融危機が起これば、そのようなグラデーション的な変化は一変することも想像できます。徐々の変化が、急転直下として急激な変化になるわけで、私どもも散々経験してきました。そのような場合に、ショック系相場の存在しないヒストリカルデータでのみワークするEAに、自分の資金を任せられるかということも考慮せねばなりません。 古いヒストリカルデータと新しいヒストリカルデータのどちらを優先すべきかというと、それは新しいヒストリカルデータだと私も思います。しかし、古いヒストリカルデータに価値がなくなるわけではないと思います。 ヒストリカルデータの時期を問わず、同様の成績を出せるロジックの頑健性は高いと言えるためです。さらに、古いヒストリカルデータにおいて全くワークしないEAを果たして自分で使えるか、という問いは重要です。

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稼ぐロボ開発担当

〇〇さんの場合、「2012年以前のヒストリカルデータだと横ばい」ということだったと思うので、私は「それはそれでアリ」と答えたと思います。2012年以前の成績がダメダメならダメだと思いますが、横ばいということだったので「アリ」だと思いました。それは、このような理由からです。

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ヒストリカルデータの期間と共に、どのヒストリカルデータを使うか、という視点も、本来は並列に議論されるべき話だと思います。ある証券会社のヒストリカルデータだと勝てるけど他だと負ける場合、果たしてそれはどうなのか、という点です。それは、ヒストリカルデータの少しの揺らぎで破綻することを意味しているのかもしれませんから。 なお、投資の達人で、相場状況を読み切って、タイミングを見極めてチューニングをして、入れ替え差し替えEAを使えるという人は、長期間のヒストリカルデータなどは不要だと思います。キーとなるタイミングで、次に到来する相場に類似したヒストリカルデータを選択し、それにマッチしたロジックの最適化を入れれば良いということになりますので。しかし、私も含めて多くの普通の人にこのような読みはできませんので、トレード数によって担保される統計確率的な着地点を目指すという泥臭い方法を取るしかありません。 あと、開発テクニック以外の重要な視点は、ヒストリカルデータの選択はポジショントークになりがちな点です。 たとえば、直近でしか成績を出せないEAを持ってる人は、直近データの重要性を語ることになります。精密なヒストリカルデータを使わないと成績を出せないEAの場合は、モデリング品質の数字を重要視することになるでしょう。私の視点では、カチカチのヒストリカルデータに対してカリカリにチューニングしないと結果が出ないようであれば、未来の値動きに対して対応しきれないだろうなと私なら思います。なぜなら、過去とぴったり同じになる未来の値動きなど、ありえないのですから。

2023年6月分

FX質問アイコン①
ユーザー様

FXで長年勝てる人は存在するのでしょうか?

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稼ぐロボ開発担当

まさに本質を捉え、核心をついたご質問、誠にありがとうございます。この質問には、「FXとは何ぞや」「投資とは何ぞや」という全てが詰まっています。シンプルでありつつ、究極の質問だと思います。定義が抽象的なので、その辺の整理も含めて、長文になりますが回答いたします。私の投資コンセプトが色濃く入ることになるかもしれませんが、ご容赦くださいm(_ _)m

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まず、私がFXを始めて15年弱、稼ぐロボを開発して8年です。この年数が長年でないならば、「長年勝てる人」に私はまだ該当していないことになります。この間も、勝てる年もあれば負ける年もありました。アベノミクスではEAで高級外車が買えるレベルで負けています(以前コメントしましたとおり)。私の成績が安定し始めたのは、EAを始めた2011年以降で、さらには稼ぐロボを開発した2015年以降です。2015年以降でも、1年分の期間を最悪のタイミングで切り取れば、負けているかもしれません。なお、神か詐欺師でない限り「投資で借金をせずに健康寿命が許す限り毎月利益を上げ続ける」という行為は、一般の我々では不可能です(または、大富豪が地球全体を対象に投資をするなら話は別かもしれませんが)。その時その時に調子の良い手法を入れ替え、勝ちパターンをつなぎ合わせる、というような発想をする方もおられますが、これも人間技ではありません。よって、これらを踏まえると、私ども一般的な投資家が取るべきスタンスとして、長年の間、年単位で勝ち続けられるかどうか、というのが今回のご質問のポイントになると思います。投資が年間利回り(年利)という言葉で評価されるのは、まさにこのような事情からでしょう。

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次に考えるべき点は、FXで長年勝てる人が存在するとして、自分自身がそこに該当しなければ意味がないので、どうすれば長年勝てるか、というのが議論の本質になるのだろうと思います。そこで、これまでの話の中で、問題となるのは調子の悪い期間の対処だと私は思っています。多くの人は調子の悪い期間に退場します。多額の損失が出るか出ないかはさておき、やめてしまいます。EA運用では不調時に口座破綻級のダメージを被ることが多いのも事実です。これらは、ほとんどの人が長くFXで勝てない本質的な理由だと考えられます。逆に言うと、長くFXで勝てるようにするためには、好不調の波を乗り越えて、長くFXを続ける必要があります(当たり前かもしれませんが)。この前提でFXをやらない限り、長く勝てるということにはなりえません。

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好不調の波を乗り越えてFXを続けるための障害は多くあります。その中でも、①そもそものトレードロジックに優位性があるかどうか、②調子が悪いときに根気(メンタル)が続くかどうか、この2点が最大のポイントだと思っています。よって、この2点を突破できる見込みでFXを始めないとそもそも長く続けられないということになるのではないでしょうか。①の優位性が担保されておれば、統計学的に考えると、そのうち勝てるでしょう。よほどの世界情勢の変化(固定相場制への移行、商取引を全部AIが行うなど)がない限り、統計学的に妥当な着地点に着地します。それが投資家優位な着地点であれば、口座に利益が生まれることになります。②調子が悪いときにメンタルが持ちこたえられるかどうかで言うと、凄腕トレーダーでもシビアかもしれません。顔は余裕でも、身体や精神を病んでしまっているということはよく聞きます。では、これらをクリアするためにはどうすれば良いか、それを考え抜いた末に、私は今のEA開発のスタイル(稼ぐロボ)に落ち着きました。

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稼ぐロボ開発担当

私がこの世を去るとき、「長い間、為替相場から経済的利益を享受できたな」こう思えることが、分かりやすい目指す先です。一方で、私どもの目下の課題として残るのは、稼ぐロボが他の投資手法と比べて優れているかどうか、という点です。他の投資手法の方が多角的に見て優れているなら、稼ぐロボを使う理由がないからです。

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稼ぐロボ開発担当

まず、前提として、私どものスタンスは他の投資手法を否定するものではありません。リスクヘッジも込々で考えると、年齢に応じて柔軟に多様な選択肢を考慮すべきでしょう。実際、かつてのメルマガにも記載したように、私も妻も子供もNISAはやっています。NISAには税制優遇というFXではあり得ないアドバンテージがあるためです。一方で、NISAにも弱点はあります。投資額の上限が決められていること、資産の出し入れを柔軟にできないこと、稼ぐロボと比べ、期待できる利回りが小さいこと、若年層には有利だが中年以降の判断は分かれること、などです。そのような視点で記事を書いています。
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【効率的FIRE】年代別の資産形成・運用法(経済的自立・早期退職のために)

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投資対象も異なるので、リスクヘッジ(分散投資)という側面で意味があるでしょう。当方に寄せられるご質問に対しては、この前提で回答しています。
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例えば、O様からの質問③

とはいえ、私が統計確率的に高い優位性を確信しているのは、稼ぐロボのトレードロジックに他ならないので、私は日々の結果に一喜一憂することなくAlways平常運転を継続することができます。別の手法を探る意味もあまりありません。

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しかし、稼ぐロボの中身を知らないユーザーの皆様は私と同じメンタルで運用を続けることは難しいとは思います。多くの人が続けられるように「不調時も横ばいの資産曲線で凌ぐ」というのが開発コンセプトの一つにはありますが、人によって限界は違うのも事実でしょう。早く今の横ばい期間を抜けてくれることを祈るのみで、そうすることで「FXで長く勝てる人」を増やせるとは思っています。