投資詐欺を簡単に見抜くポイント【7選】
*本記事は法律で認められた金融庁登録業者により書かれています。
✅ | 多くの人が投資詐欺の被害にあっています。 |
✅ | この記事を読んでいるあなたも他人事ではありません。 |
✅ | このブログ記事では、投資詐欺を簡単に見抜くポイント【7選】を紹介します。 |
✅ | 投資詐欺の案件には、ほぼ確実に当てはまる【7選】です。 |
✅ | これらを意識すれば、投資詐欺の被害にあう確率は激減するでしょう。 |
✅ | 投資詐欺の被害にあいたくない方は、是非ご覧ください。 |
【執筆】株式会社トリロジー
【登録】財務省近畿財務局長(金商)第372号
【加入】日本投資顧問業協会 会員番号022-00269
【説明】投資家の皆様への継続支援を通じて金融立国に貢献します。
本記事では、下記の目次の内容を記載します。
月利を謳う投資案件は詐欺の疑い
月単位の利益(月利)を狙う手法は投機です。投資ではありません。投資は、年利で議論されます。よって、投資案件で月利を謳う手法は詐欺です。投資とは、統計学的に優位性のある「未来の可能性」に対して資金を投入し、その可能性が実現した場合に得られる「金銭的利益」を狙うというものです。地球上に存在する投資分野の統計学的な優位性を月単位では判断できません。
理由は簡単です。
日本の四季を見てもらえればわかるように、寒い・暖かい・暑い・涼しいと一回りするのに1年かかります。これが太陽系に位置する地球のメカニズムです。よって、人類のリズム(バイオリズム含め)も1年周期です。地球上の投資が人間活動の上に存在するかぎり、投資のメカニズムも1年が最低単位になるのは必然でしょう。
分かりやすいように例を挙げます。例えば、海のレジャーは夏が旬です。しかし、夏の3か月間の売り上げだけを見て、それを4倍して年収にはできません。調子の良いときと悪いときを均しての年間売り上げにすべきです。冬のレジャーでも考え方は同じです。つまり、年利で判断されないといけないのが地球上の投資です。
では、月利を謳う案件とは何でしょうか。そう、それは「投機」です。言い換えれば「博打」です。あなたが月利を謳う何かに大金を投入するということは、博打に大金を賭けているのと同じです。
月利を謳う投資は詐欺濃厚となります。
- 月利を謳うのは投機(博打)、年利を謳うのが投資と心得る。
元本保証を謳う投資案件は詐欺の疑い
投資に元本保証はあり得ません。統計学的に優位性のある「未来の可能性」に対して資金を投入するのが投資である以上、元本保証という100%を実現するという宣伝文句が「ウソ」であることは、冷静に考えれば分かることでしょう。元本保証という言葉が出た時点で詐欺確定になります。
「元本保証」は魔法の言葉です。人間は、本能的に(遺伝子レベルで)損をしたくありません。元本保証という言葉は、損をするリスクがないように勘違いさせます。しかし、この魔法の言葉は偽り・リスクのかたまりであり、詐欺確定です。ちなみに、この言葉はポンジスキームでよく使われます。
他者名義口座への入金は詐欺の疑い
他者名義口座へ入金した時点で、そのお金が全部は戻ってこない可能性を疑いましょう。運営会社が金融庁に無登録であれば違法であり、普通ではありません。詐欺師は立件を避けるために、しばらくの間、配当金を渡すケースがあります。しかし、その配当金にはあなたの入金を使っているので、入金額すべてを配当することはありません。詐欺師は自分の取り分を搾取して、姿を消すことでしょう。
- 投資案件において、他者名義口座への入金は、詐欺師口座への入金を意味する。
無登録業者の投資案件は詐欺の疑い
投資案件を手掛けるためには、財務省管轄下の各地方財務局に登録しなければなりません。その登録は金融庁のHPからも確認できます。無登録業者による投資助言(営業)は違法です。よって、無登録業者による投資案件は詐欺濃厚となります。知らない投資家も多いと思いますが、投資案件の紹介があれば、まず、金融庁の登録業者かどうかを確認するのがセオリーです。無登録であれば、それが知人・友人からの紹介であろうとも「華麗にスルー」しましょう。投資詐欺は100%無登録です。逆に金融庁の登録業者による詐欺はあり得ません。
- 無登録業者の投資案件は違法であり、詐欺の温床。
- (無登録業者 ⇒ 違法)無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(金融庁)
- (登録業者 ⇒ 合法)免許・許可・登録等を受けている業者一覧(金融庁)
「海外」は投資詐欺の常連キーワード
ルフィー事件を見てもわかるように、詐欺師は日本国内を嫌い、海外を好みます。日本国内を嫌う理由は逮捕されるからです。FX関係の詐欺も海外口座が頻繁に利用されます。よって、詐欺のキーワードとして「海外」は切っても切れない存在です。海外に拠点をおいて活動するような分かりやすいケースから、実態のないペーパーカンパニーを海外におくケースなど様々考えられます。FX関係の投資詐欺では、海外口座のPAMM・MAM案件が多くを占めます。「海外FX」「無料EA」「月利」のようなキーワードはFXが絡む特殊詐欺の特徴です。
- 詐欺師は海外を好み、日本国内を避ける。理由は逮捕されるから。
投資詐欺の事務所は華美・過大
今の時代、投資に豪華な事務所は不要です。ノートパソコン一枚とクラウドがあれば十分です。接客などは利便性の良い場所で公共スペースを必要に応じてインスタントにレンタルすれば十分でしょう。事務所は登記と書庫・倉庫の役割ができれば十分です。
では、なぜ、投資案件で豪華な事務所を使われるのでしょうか。詐欺師の事務所は豪華です。
理由は、次の項でも示すような洗脳のためです。つまり、儲かるようダマすためです。投資詐欺では案件としての中身はありません。よって、儲かっているように見せかけ、洗脳しなければ集客できないので、豪華な事務所は当然といえば当然です。
そして、その事務所の維持コストには、あなたの投資資金が使われています。まともは投資案件では、儲けは事務所費用に使われるのではなく投資家に還元されるため、豪華な事務所のような無駄な経費は削減されます。
- 詐欺師の事務所は華美過大。今の時代、豪華な事務所は投資資金の無駄遣いでしかない。
洗脳が入る案件は詐欺の疑い
詐欺に洗脳は重要な要素です。演者が入れ替わり立ち替わり、巧みに洗脳を入れるのがオレオレ詐欺です。使い古されたオレオレ詐欺を見ても洗脳(マインドコントロール)が重要な要素であることは明らかです。
例えば、夕日を背景に説明すると、成約率が上がります。後光が差しているように見えて、マインドコントロールされるためです。たまたま夕日を背に話がされることはあるかもしれません。しかし、夕日の入る豪華な事務所が設定されて、説明が行われる投資案件は、洗脳を想定している可能性があります。
海外というキーワードも非日常を彷彿とさせ、自分は他の一般人とは違うことをするという、お金持ちへの一歩のような勘違いをさせるようです。これも洗脳の一つでしょう。
- 投資案件では、常に洗脳を疑うこと。「海外」というキーワードは洗脳を想定している可能性。
(まとめ)投資詐欺を見抜くポイント
- 元本保証は詐欺の疑い
- 他者名義口座への入金は詐欺の疑い
- 月利保証は詐欺の疑い
- 無登録業者は詐欺の疑い
- 詐欺師は海外を好む
- 投資詐欺の事務所は豪華
- 詐欺師はあなたを洗脳する
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